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Home >  News > Floating Points - ──フローティング・ポインツ、待望の新曲をレヴューします

Floating Points

Floating Points

──フローティング・ポインツ、待望の新曲をレヴューします

Jun 20,2019 UP

 テン年代のキーパーソンのひとり、フローティング・ポインツ名義で知られるサミュエル・シェファードが近い将来聴けるであろう〈Ninja Tune〉からは初となるアルバム・リリースを控えて、まずは7月21日にシングルを発表する。ここではそのレヴューを書いてみる。

Flaoting Points

Techno

Flaoting Points

LesAlpx / Coorabell

Ninja Tune/ビート

野田努

 Burialの新作もそうだったし、テンダーロニアスの新しいアルバムもそうだったので、これはちょっと驚きでもあった。いま、ロンドンのアンダーグラウンドではテクノがもっともイケてる音楽になっているんじゃないだろうか。キシのアルバムもそうだった。ルーク・スレイター再評価もそうだ。
 フローティング・ポインツが〈Ninja Tune〉と契約して、『Elaenia』以来のスタジオ録音盤をリリースすると、そしてその前に届いた2曲「LesAlpx / Coorabell」は、フロア仕様のテクノ・サウンドである。この音楽性にもっとも近いのは、おそらくテンダーロニアスの最新作『Hard Rain』で、それは今日のUKジャズを90年代のカール・クレイグやカーク・ディジョージオと結びつけるアルバムだった(これかなり良い作品なので、別でレヴューします)。
 フローティング・ポインツがとった方法も似ている。“LesAlpx”は、4/4キックドラムにアフロ・ビートとクールなシンセベースが絡み合うキラーチューン。サム・シェファード自身は、かつてはセオ・パリッシュやフォー・テットなどに共振していたようであるが、“LesAlpx”はテンダーロニアス以上にデトロイティッシュで、あたかもペーパークリップ・ピープルの“Throw”をアップデートしたかのようだ。後半の展開は69名義の“Rushed”かさもなければデリック・メイ風ですらある。もう1曲“Coorabell”もまた、90年代のカール・クレイグにアクセスしている。スペイシーなシンセサイザーとミニマルな4/4キックドラムのメトロノーミックなビートのコンビネーションで、それはダンスのためにある。

 フローティング・ポインツは「Kuiper」やDVD作品『Reflections』以降、ロックのほうに向かっていた。しかし、ここにきて彼は初心に帰ったかのように、エレクトロニック・ミュージックの世界に戻ってきた。

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doumizFloating Pointsの新しくでたEPずっと聴いてるけど、宇宙に連れてかれるようなデトロイト感あるテクノで至高ele-king https://t.co/i9smZvfWND @___ele_king___より@doumiz 07.19 08:56

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