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interview with Distance & Loefah

interview with Distance & Loefah

20人しかいなかったけど、音楽に共鳴した人たちが集まって、すごい熱気だった。ダブプレートを見ながら「スクリームって誰だよ?」って。ピンチはブリストルから車でやって来た。ハッチャ、ヤングスタ、ベンガ……みんなそこにいた。

――ロンドンからやって来たふたりのダブステッパーに話を訊く

テツジ・タナカ野田 努    May 28,2010 UP

 ここでローファーと替わってもらった。短髪で長身の彼は、ロンドンのルードボーイなセンスをどこかに感じさせる。

 さて、あらためて言おう。ピーター・リヴィグストン――ローファーの名で知られる彼はダブステップにおいて最重要人物のひとり。スクリーム、ベンガ、マーラ、コーキ、それらと並ぶキーパーソンである。


ローファー、ポスト・ダブステップを指標する男だ

 言うまでもないことだが、ローファーがマーラとコーキの3人ではじめた〈DMZ〉は、リリースされているほとんどの音源がいまやクラシックである。彼が2004年にデジタル・ミスティックズ(マーラ+コーキ)&ローファーとして発表したEP「ダブセッション」は初期ダブステップの名盤の1枚で、2005年のローファーのソロ・シングル「ルート/ザ・ゴート・ステアー」はその時代のもっともドープな1枚として記憶されている。

 また、ピンチの"パニッシャー"のリミックス、サーチ&デストロイの"キャンディフロッス"のリミックスも評判となった。ちなみにスクリームの「ローファー・リミックス」なる12インチは、レーベル面のアートワークがレジデンツである!(だからデザイン買いした)

 もっともローファーの場合、そのキャリアに対して作品数は決して多いとは言えない。が、逆に出しているものはほとんど"間違いない。そういう意味で彼は、玄人好みのひとりと言えるだろう。

どうしてマーラやコーキと知り合って、〈DMZ〉として活動するようになったんでしょう?

ローファー:ヤツらは僕が10代の頃、ほとんど同じエリアに住んでいたんだ。僕らはノース・クロイドンで育ったんだよ。コーキは隣の街にいた。15歳のときハードコア・ジャングルにハマって、サージェント・ポークスとマーラはMCをやりはじめるんだ。

高校が同じだったとか?

ローファー:マーラとコーキとポークスは同じ高校だったけど、僕は違った。

パーティで知り合ったの?

ローファー:いやいやいや、そういうのじゃない。ホント、同じエリアだったから、街をぶらぶらしていたら知り合った感じ。

いいですねー(笑)。レゲエのサウンドシステムの影響はあるの?

ローファー:ダブに関してはプロダクションのスタイルにおいて影響を受けている。でも、僕が影響を受けたのは、レゲエというよりもジャングルとヒップホップなんだよ。もしくはアシッド・ハウス。

アシッド・ハウス?

ローファー:ああ、〈トラックス〉や〈DJインターナショナル〉のシカゴ・ハウスとかさ、ミスター・フィンガーズ、マーシャル・ジェファーソン......。1987年とかさ、あの時代の音だよ。1988年のイングランドはすごかったんだぜ。

ていうか、そのときあなたは何歳だったんですか?

ローファー:9歳かな。

9歳でアシッド・ハウスかー、それは早熟ですね(笑)。

ローファー:さすがにパーティには行ってないよ。海賊ラジオ放送で聴いていたんだよ。

だって小3ですよ。

ローファー:はははは。


 ここで楽屋に突然、ドン・レッツが乱入する......。ドクター・マーティンの50周年イヴェントで来日していたという。嵐のようにやって来て嵐のように去っていったドン・レッツ......。


ローファー:ルーズ・エンズって知ってる?

ルーズ・エンズ! えー、知ってるけど、その名前、ものすごく久しぶりに聴きました。(注:80年代にソウル、ジャズ、ファンクを演奏して、レアグルーヴからアシッド・ジャズへと繋げたグループ)

ローファー:だから、サウス・ロンドンって海賊ラジオがすごかったんだよ。ソウル、レアグルーヴ、アシッド・ハウス......、で、その代表格がルーズ・エンズだったんだ。

へー、ブリストルにおけるワイルド・バンチみたいなものだったんですね。

ローファー:イングランドはやっぱ、海賊ラジオの影響がホントに大きいんだよ。


野田 努(通訳協力:神波京平、タナカ・テツジ)(2010年5月28日)

DRUM & BASS SESSIONS 2010 - "HOSPITAL NIGHT"

2010. 06.19 (SAT) @ UNIT

DRUM & BASS SESSIONS 2010 -"HOSPITAL NIGHT"
feat. LONDON ELEKTRICITY
MC WREC with: MAKOTO、 T-AK、 TETSUJI TANAKA
vj/laser: SO IN THE HOUSE

B3/SALOON: "BASS MANIAC"
---Grime, Dubstep, Funky, Crack House, Bassline, UKG, B-More & more beats---
DOPPELGENGER, ERAGURU, P.O.L.STYLE, PRETTYBWOY

open/start 23:30
adv.¥3500 door¥4000

UNIT 6TH.ANNIVERSARY - "FRESH x MARY ANNE HOBBS"

2010.07.17 (SAT) @ UNIT

DBS presents
DRUM & BASS x DUBSTEP WARZ "FRESH x MARY ANNE HOBBS"
feat. DJ FRESH (Breakbeat Kaos, UK)、MARY ANNE HOBBS (BBC RADIO1, PLANET-MU)、 GOTH-TRAD
vj: laser: SO IN THE HOUSE
saloon: TBC

open/start 23:30
adv.¥3500 door¥4000
※7/31のDUBSTEP WARZ"SKREAM&BENGA!!!"との特別共通チケット adv.¥6000
info. 03.5459.8630 UNIT

UNIT 6TH.ANNIVERSARY - "SKREAM&BENGA!!!"

2010.07.31(SAT) @ UNIT

DBS presents
DUBSTEP WARZ "SKREAM&BENGA!!!"
feat. SKREAM+BENGA、 and more.
vj: laser: SO IN THE HOUSE
saloon: TBC

open/start 23:30
adv.¥3500 door¥4000
※7/17のDRUM & BASS x DUBSTEP WARZ "FRESH × MARY ANNE HOBBS"
との特別共通チケット adv.¥6000

info. 03.5459.8630 UNIT

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Profile

テツジ・タナカテツジ・タナカ/Tetsuji Tanaka
日本のドラムンベース・シーンを代表するマルチ・トップ・クリエーター/アーティスト。シーンが誇る唯一の3 DECKS VINYL DJ/DRUM&BASS JOURNALIST/WRITER/BUYER/PRODUCER。そのマルチな才能で多岐に渡りシーンのフロントマンとして活躍、現在も各方面でシーンを牽引中!

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