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Columns

ネオアコ・ディフィニティヴ!

ネオアコ・ディフィニティヴ!

──いまだからこそつづりたい“neo acoustic list”

岡村詩野、大藤桂、与田太郎、ブレイディみかこ、三田格 May 23,2014 UP

 「ネオアコ」ってなんだったっけ──。それギター・ポップのこと? 〈クレプスキュール〉とか〈チェリー・レッド〉みたいな80年代のインディ・ミュージック? 渋谷系と関係ある? 海外には存在しない「ネオ・アコースティック」なるジャンル/概念をめぐって、ある日突然三田格氏から編集部へと送られてきた「ネオアコ・ディフィニティヴ」なるリストがとてもおもしろかったので、計5人のセレクターに同様にネオアコ決定盤リストを挙げていただいた。ベン・ワットやエヴリシング・バット・ザ・ガールを語るときに必ずきこえてくる、答えがあるようでいていつまでもきらきらとあいまいな「ネオアコ」概念について、5つのリスト=5つの解釈を眺めてみよう。
 いつの時代もどの世代でも一定数のファンをひきつけるこのタームだが、いままた日本の若きアーティストたちのあいだから新鮮な「アコースティック」が聴こえはじめている。歴史が気をきかせたのだろうか、ベン・ワットの新譜がこのタイミングで登場するというのは、ただの偶然にしてはできすぎているニュースだ。

岡村詩野
それは、ミックスではなく越境する姿勢

大藤桂
「素敵ジャケ」縛り! 20枚の愛すべきアートワーク

与田太郎
ネオ・アコースティック・スタンダード

ブレイディみかこ
この一曲と言われたら、‟ソング・トゥ・ザ・サイレン”

三田格
ネオ-アコ・ディフィニティヴ(簡易版)

interview with Ben Watt
31年目のメランコリー ──ベン・ワット、インタヴュー

エヴリシング・バット・ザ・ガールとして、伴侶であるトレイシー・ソーンとともに美しいアルバムをたくさん残し、自身も1983年に不朽の名作『ノース・マリン・ドライヴ』を発表しているソングライター、ベン・ワットが、なんと31年ぶりのセカンド・アルバムをリリース。「ポストパンク時代に生まれた悲しい歌」は、年月を経て、どのような「つづき」を聴かせてくれるのだろうか。


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