
ベルリンのミニマル・ダブの巨匠、マーク・エルネストゥスが手がけるセネガルのダンス・ミュージック。まず録音が素晴らしい。この気持ちよさは、ヘッドフォンよりもスピーカーで聴いたほうが良い。13人の打楽器奏者によるアンサンブル、打ち鳴らされるビートが心地よい雨粒のようにスピーカーから空間に広がる。アフロであり、テクノである。
チャールズ・ブラッドリーは、ジェイムズ・ブラウンの物まねの仕事をするようになるが、50歳になっても"自分の歌"を聴いてもらえる機会をつかめなかったばかりか、ガンショットによって弟を失ったり、芽の出ない下積み生活に深刻な不幸が追い討ちをかけるという、話に聞くに散々な日々を送りながらも、とにかく歌うことは止めなかった。