「Nothing」と一致するもの

DJ BISON Show - ele-king

 DJ BISON (SEMINISHUKEI / FOOT CLUB / THE INVADERS )はダイナミックにチェックするべきDJだ。
 家で遊んでいれば、全く知らない素晴らしい音源からどうでもよい面白い音源まで自分のワードで面白く紹介してくれる。DJでは、なかば未知の領域か大胆に取り出して来たような音源をPLAYしたかと思えば、丁寧にストーリーを繋げていく。
 現在少し更新が止まっているが、BISONが最新のヒップホップを紡ぐ、ばっちりと誰に対しても提出できるミックス日記のような「DJ BISON MIXSHOW」を一度聴いて頂ければ、その魅力の片鱗は伝わるはずだ。
 そんなDJ BISONのMIXと言葉とともにベイエリアの最重要アーティストのひとりを紹介したい。

SHAHEED AKBAR a.k.a "The Jacka" 
8.12.77 ~ 2.2.2015 mob in peace
TEXT : DJ BISON with COTTON DOPE

 ──サンフランシスコ ベイエリアのフッドを代表するラッパー、Dominic“THE Jacka" NEWTONがカリフォルニアのイーストオークランドで殺害される。享年37歳──(2015年2月12日)

 その少し前にASAP YAMSが死んでいる(2015年1月18日 )。国内のメディアはそればかりを取り上げていて、海外のメディアを見に行かないと情報がまるで入ってこなかったように記憶している。
 海を渡ったアメリカでは、all coastで彼の死を偲んでいた。西はE-40,東はCORMEGA、東西のアンダーグラウンドのキングと言えるこのふたりが一早く反応していた。これだけで、どれだけのアーティストから “The Jacka" というラッパーがリスペクトされていたのかが伝わるだろう。
 ベイエリアのヒップホップの偉大なる代表者。
 “The Jacka"
 そんな彼は何者なのか。
 一言で表すならば「ベイエリアのラップヒーロー」だ。

 ──RAP HERO。この言い回しは海外のメディアがJACKAを評する時には必ずと言っていい程でてくる言葉だ──
 その短くはないキャリアのなかでリリースした作品のどれもが高いクウォリティを誇っている。

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●2001: Jacka of the Mob Figaz
●2005: The Jack Artist
●2006: Jack of All Trades
●2008: The Street Album (U.S. R&B #80[7])
●2009: Tear Gas (U.S. #93[8])
●2010: Broad Daylight
●2011: Flight Risk (U.S. R&B #70)
●2011: We Mafia
●2011: The Indictment
●2012: The Verdict
●2012: The Sentence
●2013: The Appeal
●2013: Murder Weapon (TBA)[9]
●2014: What Happened To The World (Street Album)
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 ディスコグラフィーを見ると2010年以降のソロ作品のリリースの多さに驚かされるが、それだけにとどまらず、リリースしているMIXTAPE、客演仕事まで入れると到底数え切れないほどのworks量。そして数に比例して質を落とす事無く“The Jacka " はラップヒーローとして完璧な仕事をこなす。
 哀愁漂うtrackにのせ歌うように囁くように淡々とラップするそのスタイルはベイエリアの空気を東海岸まで運ぶかのようだ。良く 「冬に聞くNYスタイルは最高」という言葉を聞くが、そう思っている人は是非聞いていただきたい。The Jackaはやばい。
 亡くなってなおリリースされ続ける自身の作品、客演作品の数にはおどろかされる。7月にも、Tina - Blanco featuring Messy Marv, Husalah, & The Jackaなんてヴィデオが公開されている。 (https://youtu.be/7PvPe5b-tyQ) 

 現在のヒップホップはフリーダウンロードのミックステープが中心になっている。そのなかで、ギャングスタ・ラップとカテゴリーされるアーティストの作品はi-Tunesでひっそりとリリースされている作品が多く、その作品を知る機会は決して多くはない。
  本物の良質なベイエリアのラップが聴きたかったら“The Jacka"。
 そして、彼がやっていたレーベル〈The Artist Records〉とそれに所属するアーティスト達はどれも素晴らしい作品を現在進行形で作り続けている。
 ベイエリアのシーンをに興味を持ったのであれば、The Jackaとそのフッドの音楽を覗いてみて欲しい。ここにはヒップホップの現在のまた違う姿が存在する。

Vince Staples - ele-king

 トレイヴォン・マーヴィン射殺事件やファーガソン事件など、フレイヴァー・フレイヴの時計はこのところ勢いをつけて逆回転を続けている。時計の針は50年前のロング・ホット・サマーまで戻るのか、それとも150年前の南北戦争まで後退してしまうのか。今年、5月にはやはりフレディ・グレイが警官に射殺され、ストリーミング・サイトからあらゆる音源を引き上げるなどインターネットとの相性の悪さを強調してきたプリンスがデモ隊を応援するために珍しく“ボルティモア”をサウンドクラウドにアップ、当地でのライヴの模様をジェイ・Zのサイト、タイダルからフリーで中継し、グレイの名にちなんで灰色の衣装を着込んだりしていた (プリンスとの共同作業を喜んだジェイ・Zとビヨンセは同時に遺族の元を訪問も)。

 6月にはサウス・カロライナ州にある黒人たちの教会で9人がディラン・ルーフ容疑者(21歳)によって射殺。州境で逮捕されたルーフの車には南部連合の旗が取り付けられてあったために、公共の建物から南軍旗を引き摺り下ろせという声が広がった。この動きに過剰反応を示した元KKKのメンバーがミズーリ州など近隣の州でも黒人たちの教会に火をつけるという騒ぎが相次ぎ(そのうちのひとつは後に自然発火と判明)、サウス・カロライナ 州議会の建物から南部旗が撤去された後も、モダンKKKとアメリカのしばき隊みたいな人たち合わせて2000人余が衝突、5人以上が逮捕されている。その後もサンドラ・ブランド、サミュエル・デュボーズと黒人の射殺事件は全米各地でいまだ途絶えず、いま、アメリカでは「BLACK LIVES MATTER」(黒人たちの命も大事)というプラカードが掲げられることが増えてきた。あるいは「ザ・ブラック・ライヴス・マター」ムーヴメントの発端は アリシア・ガーザ、パトリス・カラーズ、オパル・トメティによって提唱された明確な政治運動で、8月5日現在、23人の死者を対象としたものだともされている(詳しくは→https://en.wikipedia.org/wiki/Black_Lives_Matter

 このような時代のサウンドトラックは明らかにケンドリック・ラマーだろう。クリーヴランドでは6月に警察のいやがらせをテーマとしたラマーの“オールライト”をデモ隊が合唱し、クリス・ロックが監督した『トップ・ファイヴ』のDVD特典の映像を観ると、ラマーの登場が時代の差を表す象徴のように言及されているシーンもあった(「トップ・ファイヴ」という「タイトルは黒人の男たちが集まるとラッパーのベスト5は誰かを言い争うことが多いことからつけられている。同じく特典映像ではティナ・フェイのシット・コム『30ロック』で名を挙げたコメディアン、トレイシー・モーガンが1位にエミネムの名を挙げ、みんなから大ブーイングを受けるシーンもおもしろい。ちなみに同作のエグゼクティヴ・プロデューサーがまたジェイ・Zとカニエ・ウエストだったり)。

 ……と、ここまで書いてきてなんだけど、僕はどうもケンドリック・ラマーのサウンドが苦手である。同じウエスト・サイドでも笑いを忘れたディジタル・アンダーグラウンドにしか聴こえず、あまり長くは楽しめない。趣味の問題なのでディスりたいわけではないし、盛り上がれる人はそれでいいと思うんだけど、代わりに僕の耳に飛び込んできたのは同じカリフォルニアでもヴィンス・ステイプルズ。すでにオッド・フューチャーの準メンバーのように扱われ、「目標は音楽で人々を不快にさせること」という発言が物議を呼んだこともある。そして、昨年、サウンドパトロールで取り上げた「ブルー・スエード」がすでにして片鱗を漂わせていたものの、思ったより早く届けられたデビュー・アルバムではヴァージン・プルーンズを思わせるエソテリックなサウンド・ループがこれでもかと咲き乱れていた。なんとも呪術的な“ノーフ・ノーフ”やトライバルというにはあまりにオドロオドロしい“ドープマン”など、ヒップ・ホップのプロパーじゃないから楽しめるのかなと思うほど、メインストリームでは見当たらないサウンド・プロダクションばかりが並んでいる。闇の中を蠢くような“ブライズ&ビーズ” のベースラインもじつにカッコいい。アルバム全体を少しばかりスクリュードさせたユーチューブのヴァージョンもけっこうハマる。

 英語で書かれたレヴューを読むと、しかし、「アイス・キューブの再来」などと書いている人もいたので、あれ、もしかすると、コンシャスというにはあまりに暴力的ながら、ファーガソン事件のことにも言及してるみたいだし、ケンドリック・ラマーからものスゴく遠いところにいるわけではないのかもしれない。歌詞カードどころか盤には曲名も記載されていないので、よくわからない。調べてみると生い立ちはかなり悲惨。墓場で流れているようなサウンドにはそれなりの理由がべったりと貼り付いているのかも。


Wilco - ele-king

 円熟期に入った……というのは、大きな勘違いだった。

20周年記念のベスト盤や、フロントマンのジェフ・トゥイーディが息子スペンサーと作った愛らしいアルバムがあったせいか、ヴェテランがまとめにかかっているようにも見えたし、何よりオルタナティヴな観点からアメリカン・フォークやカントリーを参照する後進のよきバンドやアーティストたちが豊かな状況を作りあげたこともある。さらにはポストロックがインの現在、『サマーティース』(99)~『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』(02)~『ア・ゴースト・イズ・ボーン』(04)の音響の冒険を再発見することにだって楽しみはある。言ってしまえば、現在へと続く潮流を生み出した偉大なロック・バンドという収まりのいい場所に落ち着いたっておかしくはなかったはずである。だが、ウィルコはここではっきりと老成や円熟といったものにNOを示している。

 たしかに唐突で驚きはしたが、この新作がフリー・ダウンロードであること自体はさして重要ではない。『スター・ウォーズ』というタイトルや白猫がこちらを見つめる妙にエレガントなジャケットも……まあ、ここでは問題にしない。驚くべきは音だ。音にヴェテラン・バンドらしからぬフレッシュな気迫が宿っているのだ。いや、もちろん洗練はされているが、『スカイ・ブルー・スカイ』(07)~『ウィルコ』(09)~『ザ・ホール・ラヴ』(11)と続く近作群のペーソスと情感に満ちたムードからは明らかに浮いている。ソニック・ユースのセッションをノリで真似たようにノイジーなオープニング“EKG”からバリバリ攻めている。続く“モア……”ではフォーキーでウィルコらしく甘苦いメロディとコーラスが聴けるが、それはやがて予告なくやってくるノイズに飲み込まれていく。録音がスリリングなバンドだということを忘れたことはないが、それにしてもこの切れ味のシャープさには舌を巻かずにはいられない。ロック・バンドの録音物としてはスプーンのアルバム群ばりの迫力があるし、演奏はジム・オルークの『シンプル・ソングス』とタメを張る活気に満ちている。それでいて受ける印象としては余裕綽々としたラフさもあり、それがアルバムの風通しをよくしている。“ザ・ジョーク・エクスプレインド”なんて、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのサウンドの上でディランの歌の真似をしているようだし。

 ギターの音色の変化とエフェクトの細かな使い分けを詰め込みながらアンサンブルのタイトさで一気に聴かせてしまう“ランダム・ネーム・ジェネレーター”はふざけたグラム・ロックのようで、ジェフはなかばおどけて「僕はときどき名前を変える/僕がときどき生み出す奇跡」と歌う。新しい自分に生まれ変わることそのものが、この軽快なロック・チューンのモチーフになっている。もっともウィルコのこれまでのイメージに近いバラッド“ホェア・ドゥ・アイ・ビギン”では新しい場所へと踏み出す恐れと期待が綴られ、逆再生音のようなエフェクトと威風堂々とした演奏が同時に鳴らされる。20年もルーツと革新の交錯点で挑戦しつづけてきたバンドはいまあらためて、過去を抱えつつひたむきに前を向いているようだ。

 このアルバムが急に発表されたとき僕はたまたまアメリカにいて、アメリカン・フォークやカントリー――「アメリカーナ」だ――のミュージシャンたちの演奏を聴いていたく感銘を受け、そのゴールの見えない迷宮の入り口にようやく立った気分でいたのだけれど、ウィルコがいかにその豊かさを僕に示してくれてきたかを思わずにいられなかった。ピッチフォークはこれまでのウィルコの歩みを「アブストラクト・アメリカーノ」なんて表現しているが、それは歴史への敬意を、それ自体を大胆に更新することによって表明してきたバンドへの賛辞だと読み取れる。ラスト・トラックの“マグネッタイズド”は「僕は孤独だ」「誰もが僕の時間を無駄にする」と一見ネガティヴなイメージを伴う言葉を有しながら、しかしその音の優しさと底にある力強さでもって、そこから先へ進もうとする決意のように響いている。

jitsumitsu - ele-king

夏、涼しく暗い所で聞きたい曲10選(順不同)

弓J (S) - ele-king

Moody Summer 10

笑いのない抵抗なんて - ele-king

 いつもは機材が置かれているところにキッチンが設置された。シンセサイザーの代わりにガスコンロがあった。楽器の代わりにはフライパンや皿が並んでいた。

 2011年9月のライヴはリキッドルーム史上初の、ステージ上で豚肉が料理されたライヴだった。コックが肉に火を通すと、フロアの後ろのほうまでそのにおいはした。それはハーバートのライヴのクライマックスだった。いや、本当のクライマックスは、豚肉料理の盛られた皿をコックから差し出されたとき、ハーバートならびに共演者一同が不味そうな表情をでそれを食べなかったときか……。



 ハーバートのライヴは彼の音楽と同様に、完璧にコンセプチュアルである。ただ演奏するのではない。コンセプトがあり、誰もがやったことのないアイデアが実践される。
 くだんのライヴでは、豚の一生を描いた『ワン・ピッグ』を土台としていた。養豚場で豚が生まれ、そして屠殺されるまでの“音”から生まれたそのアルバムは、ハーバートらしい資本主義への批判精神から来ているものだが、ライヴでは作品の暗い主題はユーモアを持って展開される。2003年の、グローバル資本主義への皮肉を込めた『グッドバイ・スイングタイム』でのライヴもそうだった。

 あのときは〈ブルーノート〉での、ビッグ・バンド・スタイルでのライヴだったが、ハーバートらしさは充分に発揮されていた。演奏中、バンドはブレイクと同時にスーツのポケットから新聞紙を取り出し、「こんなものは真実を伝えていない」とばかりに破り捨て、そしていっせいに音を出す。ショーであり、政治的でもある。2001年のレディオ・ボーイ名義での〈リキッドルーム〉のライヴもそうだった。あのときのハーバートはステージ上でマクドナルドやGAPといったグローバル企業の包装紙などを破ってはその音をマイクで拾い、ループさせながらダンス・ミュージックに仕立て上げた。オーディエンスは笑いながら踊り、しかし終わったときには、我々の日常の一部と化したものたちへの疑問を反芻する。音楽が政治的であるとは、必ずしもお決まりのスローガンを叫ぶことではない。ハーバートのように喜劇的な表現で思考を揺さぶり、そして命令するのではなく、リスナー自身に考えさせるというやり方もある。



 このところ重たい作品が多かったハーバートだが、今年リリースされた『ザ・シェイクス』では久しぶりに彼の“ポップ”な音楽性を披露している。今回の来日は、このアルバムを土台にしたライヴになるのだろう。『ザ・シェイクス』には相変わらず彼の政治的情熱も込められている。イラクやイスラエルで実際に録られた銃弾や爆弾の音も使われているというが、音楽はハウスを基調としたもので、洒落っけのあるものだった。
 そもそも総勢9人体制で、いったいどんなライヴを見せてくれるのか楽しみでならない。二度と同じことはしない。それがハーバートのライヴである。ぼくは、彼のライヴを見て満足しなかったときはいちどもない。どうか見逃さないでほしい。

■2015年8月18日(火)
Hostess Club Presents Herbert
場所:東京・恵比寿リキッドルーム
開場:18:30 open 開演:19:30 start
チケット:
ADV ¥6,000(ドリンク代別途 / オールスタンディング)
イープラス
チケットぴあ:0570-02-9999 / Pコード:270-031
ローソンチケット:0570-084-003 / Lコード:76824
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可

Hostessオフィシャルサイト:
https://ynos.tv/hostessclub/schedule/20150818.html


Hug_Life - ele-king

 国立競技場といわず、東京全体に屋根をつけて欲しい~。いっそのことドームで覆ってエアコンも付けて欲しい~。暑い~。他国に先制攻撃がで きる費用があったら、未来に投資しろ、バカたれ~、つーか、この暑いのにみんなでハグをしようと言い出した人たちがいる。マジかー。それは例によって、ヒップホップの人たちだー。それは今度の日曜のことで、笹塚ボウルという場所で、音楽を聴きながらハグでもしようと呼びかけているのだ。本気かー。世の中がギスギスし ているからだと彼らは言う。デモに行って警官とかをハグしたら公務執行妨害で逮捕されてしまうけど、国民同士は仲良くしようぜとか、そういうことなんだろうか。1日だけのハグライフ。会場に着いてみたら実はハゲライフだったという可能性は……出演者にホワイ・シープ?がいないから、それはなさそうだ。ハグだ、ハグ。ハグをしよう。男女問わずハグをしよう!(本当の理念は下のほうに書いてあります)。つーか、出演者の中にはスチャダラアニもいるけど、この日、アニは下北沢の本多劇場で「男子レッツラゴン」の舞台に立ってるはず! 働きすぎりょうたろー。



『#Hug_Life』
2015/8/9(日)
Location: 笹塚ボウル
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚 1-57-10-3F・4F
※京王線・都営新宿線 笹塚駅より徒歩0分
https://sasazukabowl.com/
Start:14:00 - Close:22:00 (17:00以降ボウリング投げ放題)
2,000円 (ボウリング代+シューズ代込み)

[LIVE]
KANDYTOWN
YUNGGUCCIMANE & Cherry Brown
MOUSOU PAGER
(Sir Y.O.K.O.PoLoGod.+showgunn+Kuma the Sureshot)
MC JOE

[DJ]
DJ KENTASAKA
(DJ TASAKA & DJ KENT)
LIEUTENT'S AQUARIUM
(BUSHMIND & DJ HIGHSCHOOL)
JET SEX
(SEX山口 & Lark Chillout)
The Saturn
(Wardaa & イーグル藤田)
Ultramagnetic MD's
(M.U.D.O. & Mista Donut)
植物物語
(ShioriyBradshaw & Baby☆Star)
SPSP[Spellbound Sports]
(BentheAce & Kuma the Sureshot)

[EXCLUSIVE SHOW]
Donuts Disco Deluxe
(ANI, ロボ宙 & AFRA)

[HUG MATCH]
Threepee Boys vs Y2FUNX

[VJ]
Platina Disco

[SHOP ]
HUG HOUSE
(森光光子+Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)
HUG RECORDS
(COCONUTSDISK YOYOGI)

[FIRST COME, FIRST SERVED]
当日特典として、先着30名様に『#Hug_Life Vol.2 mixed by Lark Chillout』 (MIXCD)、先着100名様にV.A.『#Hug_Life Volume 1』(CD-R)をプレゼント! オープンからお越し頂けますとMIXCDとコンピレーションCD-Rの両方をゲット出 来ます!是非早めの時間からご来場下さい!お待ちしております!

[SPECIAL MENU]
HUG CHICKEN
#Hug_Life スペシャルとして、笹塚ボウル名物「ササボバーガー」に次ぐ渾身の フードメニューが登場!普段は別々のメニューで提供されている2つの味が、1枚 のプレー トで同時に楽しめる「HUG CHICKEN」として、8/9ハグの日限定で登場 します。是非ご賞味あれ!

[#Hug_Life is…]
#Hug_Lifeが笹塚ボウルに帰ってくる!!1回目、2回目と異様な盛り上がりでデ イタイムからナイトタイムを彩った#Hug Lifeをもう一度!

世界がどんどん複雑になっていってる感じするよね。目を覆いたくなるような ニュースと、それを取り上げた議論が日常を埋め尽くしてる。そ んな中で今を 生きてるわけなんだけど、心だけでも美しく、温かい気持ちでいるためにスター トしたのがこのパーティーなんだ。

僕らが意味するハグは、決して相手に腕を回す行為のことだけじゃない。チープ でもいいからさ、相手に敬意を持って接して、愛のある気持ち で人と関わり合 おうというパーソナル・スタイルの話なんだ。人が元々持ってる優しさ、それを ちょっと他の人におすそ分けするだけで、まだ 出会ったことのない人と人が繋 がっていくかも知れない。それがまた次の可能性に繋がっていくんだ。

インターネットで地球の裏側の人と知り合うのは簡単だし、それも悪くないよ。 だけど、インターネットの世界に存在する見えない距離を、現 実の世界でちょ こっとでも縮めることができたら…それってドリーミングでクールなことだと 思ってる。だからさ、その距離をみんなと一緒に 縮めて、隔たりを乗り越えて 行きたいんだ。

ハグが苦手、っていうなら無理することなんてない。大好きな音楽で体を揺らし て、敬意と愛情をもって隣にいる人に優しく接するだけでもい い。そんなとて も簡単でシンプルなことすら、完全に忘れてしまっているような人も沢山いるか らね。そうしたちょっとしたマインドの変化 が、どこかを回り回ってループに ループを繰り返して、知らない人達の笑顔を作ってゆく。僕らはそう信じてるんだ。

そんなシンプルだけど大切なテーマを掲げた#Hug_Life の元に、今回もまたとん でもなく豪華な面々が集結してくれたよ。その日限りの超エクスクルーシブなDJ ユニットがBack 2 Back aka Hug 2 Backでフロアに魔法をプイッと掛けてくれた り、これまた豪華なライブ・ラインナップによる、生きた言葉がキミの鼓膜を直 撃したりするよ!ここまで読ん でもらって(なんだか楽しそうだな…!)って 思ってもらえたら嬉しいんだけど、どうかな??

とにかく当日は僕らHug Familiaが真夏のボウリング場を更に熱くさせるって約 束するよ。だからさ…ぜひとも8月9日は笹塚ボウルに来てほしい!ハグで心にフ レンチ Kiss!!勘繰ってないでコッチ来なよ!!!

[TRAILER]
2015/8/9 #Hug_Life @笹塚ボウル trailer


[ATTENTION!]
※場合によっては入場規制を行うこともございます。予めご了承ください。
※パーティー会場は笹塚ボウル3階フロアのみとなります。4階フロアには立ち入 らないようお願い申し上げます。
※ボウリングエリアは全面禁煙です。お煙草は所定の喫煙所でお願いします。
※場内への飲食物の持込はご遠慮願います。
※当店にはお客さま用の駐車場のご用意はございません。なるべく電車、バスを ご利用下さい。
※近隣のご迷惑になりますので、笹塚ボウルの周辺ではなるべく滞留しないよう お願い申し上げます。

[HOSTED by]
Hug Familia


 「ハゲワシと少女」と題した写真をご存じだろうか。やせて骨と皮ばかりの少女がうずくまる左後方から羽をたたんだハゲワシがその少女が息たえるのを(ハゲワシなのに)虎視眈々と狙う一場面をきりとったかにみえるこの写真は南アの写真家ケヴィン・カーターの手になるもので、1993年3月26日付けの「ニューヨーク・タイム」に掲載されるやいなや、内戦と飢餓にさいなまれたスーダンの現状を伝える写真として大きな反響をまきおこしたが、寄せられた声のなかには批判もすくなくなった。いわく、彼はなぜ、死にかけた少女を助けなかったのか。いわく、構図を決めカメラをかまえシャッターを切るヒマがあれば、彼女を救えたはずだ。いわく、功名心にかられたのではないか。論争は激しさを増し報道か人命か、メディアの姿勢を問うまでになったがカーターはこの写真で翌年のピューリッツァー賞を受賞。順風満帆にみえた彼の写真家人生はしかしそれからほどなくヨハネスブルグ郊外に停めた車のなかに排ガスをひきこみ自殺することで幕を閉じた。享年33歳。南アに生まれアパルトヘイトをヘイトし、報道写真の世界に飛びこんだ男のみじかい生涯はかならずしも後味のよい幕切れではなかったが「ハゲワシと少女」の撮影時、同じ場所に居合わせたカメラマンの証言では、カーターがこの写真を撮ったあと、少女はフラフラとたちあがり、歩み寄った母親はハゲワシをおっぱらった。

 ケヴィン・カーターが話題になっていたころ、私は渋谷でセバスチャン・サルガドの写真展をみたはずだ。と曖昧な書き方をせざるをえないのは記憶がさだかでないからで、オウムや阪神大震災の前だったから90年代前半なのはたしかなのだけど、と思いながらサルガドのドキュメンタリー『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』の公開と同時期に刊行した語りおろしの自伝『わたしの土地から大地へ』(セバスチャン・サルガド+イザベル・フランク/中野勉訳/河出書房新社)を眺めていたら、今福龍太さんのあとがきに、サルガドの日本でのはじめての個展は1993年の東京国立近代美術館とあった。つづけて今福さんはそのころ翌年刊行した『人間の大地 労働』(岩波書店/原題:Workers)の翻訳にあたっていたとあり、私がみたサルガドの個展のテーマはたしか「Worker」だったので、おそらくこの本の刊行したころだったのだろう、と臆断をならべるのも、バスチャン・サルガドを私は彼が湾岸戦争時のクウェートで破壊され炎をあげる油田を撮った、ほとんど神話的とも黙示録的も寓話的ともいいたくなる一連のモノクロームの重厚な作風ですでに知っており、写真というもの、それが写すといわれる真実としかいいようのないようなものはなんなのか考えはじめるきっかけになった写真家のひとりなのだから、ことのしだいをしっかりたしかめたい。

 メルヴィルの『白鯨』の一幕を思わせる水際の廃船を解体し資材にかえようとするひとびとをとらえた一枚、露天掘りの金山にひとやまあてようと群がる鉱山労働者がまるで蟻のようなパノラミックな作品、私が個展でみた写真のなかでも後者は『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』にあまた出てくる彼の作品のなかでもひときわ印象的な、神の眼をもつ写真家、セバスチャン・サルガドの代表作ともいえるものだが、私はサルガドの神の眼とは、ときに虐げられたひとたちを対象にするからでも、その超越的で包括的な視点と構図をさすのではなく、対象にひそむものを照らしだすまなざしにおいてのそれなのだと思いもする。そのとき写真のイメージはおそろしくゆたかなのに語り口はきわめて抑制的になる。

 ヴィム・ヴェンダースと共同監督をつとめたサルガドの息子であるジュリアーノ・リベイロ・サルガドは『地球へのラブレター』で写真家の足跡をたどりながらその秘密をゆっくりときあかそうとする。第二次大戦が終わる一年前、ブラジル、ミナス・ジュライス州の大きな谷のまんなかの家畜を屠畜場に連れていくのにも歩いてゆうに50日はかかる広大な農地の地主の息子に生まれたセバスチャンは大学で経済学を学ぶために故郷(くに)を離れ、ついでブランコ軍事政権下の国を離れ、半生をともにするレリア夫人とともにフランスへわたった。レリアをみそめたとき、セバスチャンは二十歳、彼女はまだ十七だった。サルガドは経済学を修め、国際機関に職を得るまでになるものの、建築を勉強するレリア夫人が建物の写真を撮るために買ったカメラにハマり、職をなげうってしまう――映画を観て自伝を読めば、この神の眼の写真家の素朴な逸話がいたるところに転がっているのがわかるが、ヴェンダースはサルガドの来歴を横糸に、父や妻や息子とのかかわりを縦糸にとるなかに人間=サルガドの像を透かし彫りにする。もうひとつのアメリカとしての南米の深部、ルワンダの危機、息をのむ写真の数々は対象の衝撃の度合いでそうなるのではなく、サルガドがそれをどうみたか、一枚の写真の語ることばの粒立ちがそうさせる。それはあまりに絵画的だともいえなくもない(じっさい、サルガドはこの映画のなかで、息子と出かけた北極圏に撮影旅行でシロクマに遭遇し、待避したスペースの小窓から撮影をこころみるが、満足いく構図が得られずあきらめる)し、中平卓馬が「私によってア・プリオリに捕獲された〈イメージ〉は具体的には私による世界の潤色、情緒化となってあらわれる」(「なぜ、植物図鑑か 1973-1975」)として、モノクロかカラーへ、より即(事)物的な方向へ向かわざるを得なかったように写真の原理そのものを問い直す姿勢はサルガドにはおそらくない。
「作家はペンで物事の輪郭をなぞっていくが、わたしはカメラでなぞっていた。これは情熱だ、わたしは光を愛しているから。ただし、これはひとつの言語でもある。とても強力な言語だ」(『わたしの土地から大地へ』)

 彼は写真を言語といい、じっさいそのとおりだとも思うが、私は彼のそれは前に書いたようにけっして饒舌ではない。ケヴィン・カーターの写真の告発調の語り口が倫理の問題におよぶような、報道写真の死角をサルガドはすでに喝破していた。彼は1979年から上述の湾岸戦争のときもマグナム集団の一員だった。80年のレーガン大統領暗殺未遂事件のさいには彼は現場に居合わせ、彼の撮った写真は1枚のこらず売れたという。マグナムはロバート・キャパがたちあげた写真家集団であり、キャパにはスペイン内戦をとらえたあの有名な「崩れ落ちる兵士」があるが、この写真は訓練時のもので崩れ落ちる兵士も丘の傾斜で転んだだけで死んではいない。そのことがあきらかになる何年も前にサルガドは報道写真がどうしてももってしまう強さに危うさをおぼえたのではないか。強さとは意味の強さであり、それが報道にのりメディアに流れれば、無数のことばの呼び水となり、撮影者は目撃者へ横滑りする。ところが写真を撮るというのはなんら劇的な行為ではない、サルガド自身『わたしの土地から大地へ』を「待つのがいやなら、写真家にはなれない」の一文で語り出すのである。

 やがてサルガドはひとから自然へ撮影対象を変え、ガラパゴスからアフリカから北極圏まで地球をわたり歩く「GENESIS」プロジェクトにのりだすと同時に屠畜場まで歩いてゆうに50日かかる彼の故郷(くに)のすっかり荒れはててしまった森林を再生する活動「大地学院(インスティトゥート・テラ)」をレリア夫人とともにたちあげる。これだけみれば、功なり名とげた写真家の慈善活動かと思われるかもしれませんが、自然という写真家にとってもっとも身近な被写体を再生するのは、それすらgoogle Earthのようなシステムにくまなく侵された時代の、写真という圧倒的に受動的な原理を問い直すことにほかならない。映画監督であり写真家でもあるヴェンダースと息子ジュリアーノと、偉大な写真家である父であるセバスチャン・サルガドへの距離感も静かな崇敬を感じさせる、透徹した眼をもつ全身写真家の到達点を語りかける一作だと思う。


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■セバスチャン・サルガド+イザベル・フランク/中野勉訳
『わたしの土地から大地へ』(河出書房新社)

■『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』


メイキングの様子より

8月1日Bunkamuraル・シネマ他にて全国公開
©Sebastião Salgado
©Donata Wenders 
©Sara Rangel 
©Juliano Ribeiro Salgado

公式サイト
https://salgado-movie.com/


第四回:「夏らしいこと」 - ele-king

 最近友だちと、夏になったことを話していて「なんか夏らしいことした?」と言われた。
 夏らしいこと……
 まだ夏らしいことを、そういえばしていなかった。久しぶりの子供たちとのゆっくりした時間に、小さなプールをベランダに出して、「夏らしい」水遊びをした。太陽の光の温かさを意識的に感じながら、そういう自然のリズムに身を委ねることを、しばらくしていなかったことに気がついた。


Chihei Hatakeyama + Federico Durand
Magical Imaginary Child

White Paddy Mountain

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 そのときに僕らの環境となっていた音楽は、チヘイ・ハタケヤマ + フェデリコ・デュランド『Magical Imaginary Child』(White Paddy Mountain)だった。去年の5月頃、フェデリコが来日したときの録音で、ジャケットは石のお地蔵さん。CDを手にして開いたときに、内ジャケで待っている穏やかなお地蔵さんの写真がリスナーに「落ち着き」を与える。「岩に染み入る蝉の声」といった、日本人特有と言われることの多い「夏の音」を連想させるジャケットが気持ちいい。
 そんな静かな音楽に、子供たちのはしゃぐ声と、水の音がこの音楽に混ざり合って、その瞬間にしか聴くことのできない、一期一会の音楽がそこらへんをふわふわしていた。

 自分自身の作品も含めて、アンビエント・ミュージックと呼ばれている音楽のほとんどを、僕はアンビエント・ミュージックだとは思っていない。けれど、このアルバムは、アンビエント・ミュージックだと僕は思う。
 このタイトルがなぜついたのかは知らない。ちょうどこの録音がされた頃、畠山くんもフェデリコも僕も、子供が生まれる直前だった。2014年は、ウィル・ロング(セラー)の子供も生まれて、アンビエント・チルドレンだねなんて話を冗談でした。タイトルの『マジカル・イマジナリー・チャイルド』って単数だから、誰かの子供を言ってるんだろうか。音楽もタイトルも直球で、何か大きな驚きがあるアルバムではなかったけど、上質なアンビエント・ミュージックだと思う。

 夏には夏の光があるように、夏の音がある。環境として流された音楽の上に夏の音が加わると、その音楽はもっと豊かになる。これからも末永く、環境音楽として選ぶことになるだろうアルバム。



(イラスト:吉岡渉)

Jan and Riki - ele-king


Jan Shotaro Stigter and Riki Eric Hidaka
Double Happiness in Lonesome China

STEREO RECORDS

 暑い〜、たのむ〜、チルさせてくれ〜……という怠惰な快楽主義者たちには、この夏この日本でもっともサイケデリックなライヴを紹介しよう。先頃、広島のステレオ・レコーズからアルバム『Double Happiness in Lonesome China』(12インチのアナログ盤)をリリース、そのチルアウト満載の鮮やかな幻覚フォーク・サウンドが話題のふたり組、ヤン&リキの滅多にないライヴである!
 8月15日(土)には広島、8月29日(土)には東京。日本にもサン・アロウやソニック・ブームみたいに、あちら側に連れて行ってくれる音をやっているヤツはいないのか? とお探しの人も必見ですよ!

広島公演
日時 8月15日(土)
会場 広島クラブクアトロ
Open19:00 /Start 19:30
(Adv.¥2,500 / Door¥3,000 drink別)
https://www.club-quattro.com/hiroshima/schedule/detail.php?id=4935

東京公演 
日時 8月29日(土)
会場 原宿GALAXY.gingakei
Open 17:30 /Start 18:00
(Doorのみ¥1500+1drink ¥700)
https://www.thegalaxy.jp

Jan (ヤン)
1990年5月4日・東京都出身。GREAT3、jan and naomi、The Silence、Roseなどのグループで活動中。演奏、歌唱、作詞、作曲はもちろん、映像制作やアートワークも手掛けるミュージシャン。jan and naomiはこれまで7inchシングル「A portrait of the artist as young man/time」、EP「jan,naomi are」を発表し、最新作にINO hidefumiと配信ライブアルバム「Crescente Shades (24bit/48kHz)」がある。米・DRAG CITYレーベル よりThe silence 1st album “THE SILENCE” が3月24 日に欧米・日本にてリリース。
https://janphilomela.tumblr.com/
https://twitter.com/1930jan

Riki Hidaka(リキ・ヒダカ)
91年生まれ、ギタリスト。自主制 作のアルバムを今までに3枚発表(いずれも非売品)。14年レコードストアデイにセカンドアルバム「POETRACKS」の12インチを 広島のSTEREO RECORDSからリリース。
https://rikihidaka.com
https://www.stereo-records.com/label/rikihidaka/


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