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Tim Hecker

Tim Hecker

──ティム・ヘッカーが雅楽のグループとコラボした新作をリリース、10月には来日公演も

Aug 08,2018 UP

 先日、雅楽グループの東京楽所(とうきょうがくそ)とコラボした新作のリリースを公表し、ファンを驚かせたティム・ヘッカー。2016年の『Love Streams』に続くその新作『Konoyo』は9月28日に〈Kranky〉より発売されますが、すでにワールド・ツアーも決定しており、10月2日には東京公演も開催されます。ティム・ヘッカー本人と、彼の長年のコラボレイターであるカラ=リズ・カヴァーデイル、そしてコノヨ・アンサンブルなる名のもとに集った雅楽のミュージシャンたちによるパフォーマンスが披露されるとのこと。なんと、「全着席」の公演です。公開された新曲を聴きながら、楽しみに待っていましょう。

カナダ人エクスペリメンタル・コンポーザー Tim Hecker (ティム・ヘッカー)が、昨年“東京の郊外のとある寺”で雅楽団体・東京楽所のメンバーと共同作業し制作した9枚目のソロ・アルバム『Konoyo (この世)』を〈Kranky〉から9月にリリースすることを発表。

“Konoyo Ensemble”と題した雅楽のミュージシャンと、Tim Hecker の長年のコラボレーターであるコンポーザー Kara-Lis Coverdale (カラ・リズ・カバーデール)を伴うライヴ・パフォーマンスの世界初演を、10/2、WWW X にて開催します。

今回の公演は、これまでの東京でのパフォーマンスの際オーディエンスからのリクエストが多かった“全着席”公演。西洋的な音階、繊細な静寂と暴力的なまでのラウドネス、あらゆる境界の狭間をたゆたうように行き来し、これまで常に“音”の新たな境地を切り拓いてきた Tim Hecker による最新のパフォーマンスを存分に堪能してください。

アルバムのオープニング・トラック“This Life”が公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=90unmGG4eKI

東京公演を皮切りにスタートするワールドツアーは下記の通り。
10-02 - Tokyo, Japan - WWW X
10-06 - London, England - Barbican
10-07 - Krakow, Poland - Unsound
10-08 - Berlin, Germany - Funkhaus

【東京公演 概要】
タイトル:Tim Hecker “Konoyo” Live in Tokyo
出  演:Tim Hecker + the Konoyo Ensemble
日  程:2019年10月2日(火)
会  場:WWW X
時  間:OPEN 19:00 / START 20:00
料  金:前売¥5,000 / 当日¥5,500(税込 / ドリンク代別 / 全自由席)
チケット:一般発売:8月8日(水)e+ / ローソンチケット / Resident Advisor / WWW店頭
問い合せ:WWW X:03-5458-7688

主催・企画制作:WWW


■Tim Hecker (ティム・ヘッカー)

カナダ出身、現在は米ロサンゼルスを拠点に活動するサウンド・デザイナー/コンポーザー。00年代前後のグリッチやクリックといった音響エレクトロニック・ミュージックにおける一代ムーヴメントで頭角を表し、ノイズ、不協和音、音の断片を巧みに用いたメロディや空間を構築する、シーンきっての人気・実力共にトップクラスのアーティスト。これまでに Jetone 名義で〈Force Inc.〉、本名名義で〈Mille Plateaux〉、〈Alien8〉、〈Kranky〉といった名門レーベルからコンスタントに作品を発表。2011年にリリースされた『Ravedeath, 1972』は、Pitchfork をはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ジュノー賞(カナダ版グラミー賞)ではベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージック・アルバムを受賞。2012年には Daniel Lopatin (Oneohtrix Point Never)との共作『Instrumental Tourist』を発表。2013年には初のジャパン・ツアーもおこない、圧巻のパフォーマンスを披露。その後発表された最新アルバム『Virgins』(2013年)は前作を凌ぐ傑作と絶賛された。2014年には再来日を果たし《TAICOCLUB》に出演、深夜のこだまの森で幽玄なアンビエントを響かせた。2016年、8枚目のフルアルバムとなる『Love Streams』を英〈4AD〉からリリース。親交の深い Jóhann Jóhannsson や Ben Frost らも参加した今作で、アイスランドの聖歌隊のヴォーカルや加工された木管楽器などの生音とアブストラクトなエレクトロニック・サウンドを融合、新境地のサウンドスケープを提示した。そして2018年9月に9枚目のフル・アルバムとなる『Konoyo』のリリースを発表。本作は雅楽団体“東京楽所”のメンバーと共に東京郊外のとある寺でその大部分を制作。日本の伝統音楽である雅楽と Tim Hecker 独自のアブストラクトなマニピュレーションスタイルを融合させた新境地となっている。

http://sunblind.net/

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